顔の脂肪吸引完全ガイド
頬・メーラー・ジョール・バッカルファットの違いと現実的な効果【2026年最新】

「顔の脂肪吸引」とひとくくりに言っても、実際は顎下・頬・メーラー・ジョール・バッカルファットといった、性質の異なる5つの部位の総称です。本記事では、それぞれの部位で何が変わるのか、料金とダウンタイムの実態、5年後の経過、医師選びの考え方まで、医学論文と各クリニックの公開情報をもとにまとめます。「とにかく取れば小顔」ではなく、「どこをどれくらい残すか」が結果を左右する施術です。

5部位主要な対象
15万円〜部位別の最低相場
1〜4週部位別ダウンタイム
3〜6ヶ月最終的な仕上がり
顔の脂肪吸引|部位別の解剖
✓ 広告なし・独立編集
ClinicJapan編集部は、皮膚科専門医によるサイト方針監修のもと、PubMed収載論文・公開された医療文献・公式情報をもとに記事を作成・更新しています。本記事は、編集部が日本国内50社以上のクリニックの公開料金・公式情報を整理し、PubMed収載論文と厚生労働省資料を参照のうえ作成しています。編集方針について →

「自撮りで見る自分の顔の輪郭がもっさりして見える」「ダイエットしても顔だけ痩せない」。フェイスラインに関する相談で、編集部にもよく寄せられる声です。顔の脂肪吸引は、こうしたお悩みに対して直接アプローチする施術ですが、実際は顎下・頬・メーラー・ジョール・バッカルファットといった性質の異なる5つの部位の総称で、部位ごとに適応・料金・ダウンタイム・5年後の経過がかなり違います。「とにかく取れば小顔」という発想で安易に決めてしまうと、若いときは満足しても加齢で「こけ顔」として表れるケースもあるため、部位ごとの違いを理解したうえで判断したい施術です。

顔の脂肪吸引は、単一の手術ではなく、顎下・頬・メーラー・ジョール・バッカルファットという5つの部位施術の総称です。もっとも需要が高いのは顎下で、次いでバッカルファット除去・ジョール脂肪吸引が続きます。料金は部位によって15万円〜60万円、ダウンタイムは1〜4週間が目安。注意したいのは、顔の脂肪は体型部位の脂肪と性質が異なり、「全部取る」が必ずしもベストではないという点です。特に頬・メーラーの過剰吸引は、20〜30代で満足しても、40代以降に頬がこけて老けた印象として現れるケースが報告されています。本記事では、部位ごとの効果メカニズム、料金の実態、ダウンタイムの違い、5年後の経過、医師選びの考え方を以下に解説します。なお、顎下に特化した詳細顎下脂肪吸引ガイド脂肪吸引の総論(部位横断・術式比較)脂肪吸引完全ガイド をご確認ください。

出典:ClinicJapan編集部調べ(2026年4月、各クリニックの公開価格を集計)/Wu et al. 2020・Halk et al. 2019 系統的レビュー
iClinicJapanは厚生労働省の医療広告ガイドラインに沿って記事を作成しています。 詳細はこちら →

医療機器・適応外使用に関する重要な情報開示

本記事で解説する施術には、厚生労働省「医療広告ガイドライン(令和6年3月改訂)」に基づき、以下4項目の情報提供が必要です。

  1. 使用機器について:顔の脂肪吸引で使用される機器(VASER、PAL、SmartLipo等のレーザー機器)の薬機法承認状況は機種により異なります。一部機種は厚生労働省の薬機法承認を取得していますが、未承認機種も使用されており、その場合は医師の個人輸入により調達された機器が自由診療で使用されています。
  2. 適応外使用について:承認機種であっても、承認時の使用目的から外れる用途や、承認外の出力設定での使用は適応外使用(オフラベル使用)に該当する場合があります。
  3. 諸外国における承認状況:主要機種は米国FDA、欧州CEマーク等で医療機器として認可されています。「永続的な部分痩せ」という表現は、施術部位の脂肪細胞数の減少を意味するものであり、リバウンドや体重変動・加齢による外観の変化を保証するものではありません。
  4. 救済制度:万一重篤な副作用(神経麻痺・感染症・皮膚壊死等)が発生した場合、未承認機器の使用については、日本の医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。

施術を検討される方は、使用機器の承認状況・出力設定・補償体制について、事前に医師へ必ず確認してください。

「顔の脂肪吸引」と一括りにされがちな5つの部位

SNSや広告で「顔の脂肪吸引」と書かれているものを見ると、なんとなく「顔全体の脂肪をまとめて取る手術」というイメージを持たれがちです。ただ実際の現場では、解剖学的にもアプローチの仕方の上でも、5つの異なる部位施術の総称として扱われています。

具体的には、顎下(あご下)・頬(cheek)・メーラー(中顔面)・ジョール(口角下〜下顎縁)・バッカルファットの5つです。それぞれ脂肪の性質も、リスクも、料金もダウンタイムも違うので、「私はどの部位が気になっているのか」を整理しないまま予約してしまうと、カウンセリングの段階で「思っていたのと違う」となりやすい施術カテゴリーでもあります。

部位解剖学的な位置主な目的料金の目安失敗の典型
顎下(あご下)下顎縁の下、首の上部二重あごの解消、横顔のEライン15万円〜60万円左右差・皮膚たるみ
頬(cheek)頬骨下〜口角周囲頬の丸みの軽減25万円〜70万円取りすぎによるこけ顔
メーラー(中顔面)頬骨上〜目の下中顔面のボリュームダウン30万円〜80万円影が強くなり老け見え
ジョール口角下〜下顎縁マリオネットライン・ブルドッグ感の軽減25万円〜60万円取り残し・神経損傷リスク
バッカルファット頬の深部(口腔内からアプローチ)頬の膨らみの軽減、輪郭のシャープ化20万円〜50万円40代以降のこけ顔の加速

「顔の脂肪吸引98,000円〜」という広告の中身

SNSで頻繁に流れてくる「顔の脂肪吸引98,000円」「小顔脂肪吸引15万円〜」という表記は、ほとんどが顎下のみを指しています。本体価格のみで、麻酔代・圧迫バンド・術後の通院費を加算すると、実質的には20万円〜35万円ほどになる、というのが実際の感覚に近い金額帯です。複数部位を希望される場合は、契約前に対象部位と総額の内訳を書面で出してもらっておくと安心です。料金の内訳の話は、脂肪吸引の料金相場とデメリットでもまとめています。

なぜ顔の脂肪は、お腹や太ももの脂肪と同じように扱えないのか

顔の皮下脂肪は、お腹や太もも・二の腕といった体型部位の脂肪と性質がかなり違うと言われています。この違いが、施術の難しさや、5年後・10年後の見た目に直結する部分でもあります。

性質顔の脂肪体型部位の脂肪施術への影響
脂肪層の厚さ3〜15mmと薄め20〜80mmと厚い顔は取りすぎリスクが大きい
線維組織の密度密で硬めの線維緩やかで吸引しやすい顔ではVASER等の上位術式が選ばれやすい
血管・神経の密度密集している比較的疎顔は神経損傷リスクが高い
皮膚弾力への依存強い(皮膚が薄いため)中程度40代以降のたるみが目立ちやすい
「適切な残し量」の許容厳しい(健康的な皮下層を残す必要)比較的広い顔は「取りすぎ」が老化加速につながる

「顔の脂肪を全部取る」という発想が危ない理由

2019年に Dermatologic Surgery 誌で発表されたHalkらの脂肪吸引安全性に関する系統的レビューでは、合併症の発生は医師の経験・症例数・使用機器の組み合わせと強く関連していると整理されています。とくに顔面領域は皮膚が薄く血管・神経密度が高いため、適応判断と「適切な残し量」の管理がそのまま結果に反映されやすい部位とされ、過剰吸引による形態異常は他部位より長期的なリスクとして指摘されています。

特に20代・30代前半の段階で、頬やメーラーから多めに脂肪を取った方は、加齢に伴う自然な脂肪量の減少と重なって、40代で頬の窪みや老けた印象が顕著に進行するパターンが報告されています。「やった当時は満足、5年後・10年後に後悔」というケースの典型で、若いうちに削るほど後年の影響が大きくなりやすい、というのが美容外科の現場で語られている共通認識のようです。

体型部位の脂肪吸引についてはお腹・二の腕の脂肪吸引でも触れていますが、顔とは判断軸がかなり違う、というのは押さえておきたいポイントです。

まずは需要が一番多い「顎下」から

顎下は顔脂肪吸引のなかで需要・症例数とも最大の部位ですが、料金・ダウンタイム・失敗パターン・適応判断などはすべて独立した記事で整理しているため、本記事では他部位(頬・メーラー・ジョール・バッカル)との比較に必要な位置づけだけを残します

位置づけのみまとめると、顎下は顔脂肪吸引のなかで料金・ダウンタイム・効果実感のバランスがもっとも取りやすく、リスクも比較的低い部位。「顔の脂肪吸引」を検討する際の出発点になりやすい部位ですが、骨格性の二重あご・むくみ主体の症例は適応外で、その判断は次のガイドが詳しいです。

顎下脂肪吸引完全ガイド|二重あご解消・小顔効果・料金相場・ダウンタイム(料金・ダウンタイム・失敗例・修正費用・医師選びを整理)

部位別②|頬(cheek)の脂肪吸引

頬の脂肪吸引は、顔の脂肪吸引の中でもっとも判断が難しい部位のひとつです。頬の自然な丸みは、若々しい顔の象徴である「リンゴほっぺ」の主成分でもあるので、ここを取りすぎると、不自然なこけ顔・老け顔につながります。

頬脂肪吸引のポジション

高リスク・適応は限定的

頬の脂肪吸引で多い後悔のパターン

「頬の丸みが嫌で吸引した → 30代後半で頬がこけて老けて見える → ヒアルロン酸で補充するが自然な丸みが戻らない」というのが、ブログやSNSでよく見かける流れです。頬の自然な丸みは若々しさの本質的な要素なので、安易な減量は長期的に見ると老化を加速させることにつながります。失敗例の全体像は脂肪吸引で失敗・後悔する10パターンにもまとめています。

部位別③|メーラー脂肪(中顔面)の脂肪吸引

メーラー脂肪というのは、頬骨の上〜目の下のあたりにある脂肪パッドのことで、中顔面のボリュームを構成しています。この部位は、脂肪吸引で減らすよりも、加齢で下垂してきたメーラー脂肪を引き上げる糸リフトハイフの対象になることが多く、吸引の対象としてはやや特殊です。

メーラー脂肪吸引のポジション

高リスク・特殊な適応

「中顔面が気になる」というご相談は実際にはとても多いのですが、よく話を聞いてみると、たるみ由来のボリューム位置の変化であって、脂肪量そのものは多くないケースが多数派、という印象です。鏡の前で頬を上に引き上げてみたときに膨らみが消えるなら、脂肪吸引よりリフト系の施術のほうが向いている可能性が高いと言えます。

部位別④|ジョール(口角下〜下顎縁)の脂肪吸引

ジョールは、口角の下から下顎縁にかけてのエリアの脂肪のことを指します。マリオネットラインやブルドッグラインの原因として40代以降に目立ってくる部位で、脂肪吸引で改善が見込める領域ですが、ここは下顎縁神経が走行している高リスク領域でもあります。

ジョール脂肪吸引のポジション

中リスク・効果は分かりやすい

マリオネットラインは脂肪・たるみ・骨格・口元の筋肉のバランスといった複数要因の組み合わせなので、ジョール脂肪吸引だけで完結するケースは多くなく、複合的な改善策と組み合わせるのが一般的です。ほうれい線ヒアルロン酸や、糸リフトとの組み合わせを前提に検討されることが多い部位です。

部位別⑤|バッカルファット除去

バッカルファットは、頬の深い層にある脂肪パッドのことで、口腔内(口の中)からアプローチする少し特殊な施術です。厳密には「吸引」ではなく「除去(摘出)」なのですが、検索の文脈では「顔の脂肪吸引」とまとめて扱われることが多い部位です。

バッカルファット除去のポジション

特殊術式・5年後の変化が大きい

バッカルファット除去で議論されているポイント

欧米では、「20代でバッカルを除去した有名人が30代で老けて見える」という事例が複数報告されており、英語圏でも「バッカルファット除去の後悔」というテーマでの議論が続いています。バッカルの脂肪は永続的に再生しないため、取りすぎた場合の修正には脂肪移植やヒアルロン酸補充が必要になり、自然な仕上がりに戻すのは簡単ではありません。施術前の判断は、他の部位以上に慎重さが求められます。

顔の脂肪吸引|5部位の解剖

顔の脂肪吸引は、5つの異なる部位施術の総称

部位別の料金比較【2026年4月時点】

「顔の脂肪吸引はいくら?」というご質問の答えは、希望される部位と組み合わせによってかなり振れ幅があります。大手チェーン・専門クリニック・有名医師の個人院別の本体価格と実際の総額を比較してみます。

組み合わせ大手チェーン本体実際の総額(追加込み)専門・有名医師の個人院
顎下のみ15万円〜25万円20万円〜35万円40万円〜80万円
顎下+ジョール25万円〜40万円35万円〜55万円50万円〜90万円
頬のみ25万円〜40万円35万円〜55万円50万円〜80万円
頬+顎下35万円〜60万円50万円〜80万円70万円〜120万円
バッカルファット除去20万円〜35万円25万円〜45万円40万円〜70万円
顔全体(4〜5部位)60万円〜100万円80万円〜140万円120万円〜200万円

「98,000円〜」と表示される広告は、ほぼ顎下のみの本体価格を指しています。複数部位を希望される場合は、契約前に対象部位の明細書を書面で受け取っておくと安心です。支払い方法の考え方については支払い方法ガイドにもまとめています。

部位別のダウンタイム比較

「顔の脂肪吸引はマスクで隠せる」と説明されることがありますが、これは部位によって全く事情が違います。メーラーや頬まで踏み込むと、目元まで腫れが広がるので、マスクでは隠しきれません。

部位強い腫れ内出血が出やすい場所マスクで隠せるか仕事復帰の目安
顎下3〜5日顎下〜首の上部3〜7日
5〜7日頬全体〜目の下まで△(目元は出る)7〜14日
メーラー5〜10日目の下〜頬の上部×(目周囲)10〜21日
ジョール3〜5日口角下〜首5〜10日
バッカル3〜5日口腔内中心、外見の腫れは中程度○(流動食制約あり)5〜10日

ダウンタイムは「術直後」だけでなく「3〜6ヶ月後」「5年後」で見たい

顔の脂肪吸引は、術直後の腫れが収まる1〜4週間だけでなく、最終的な仕上がりが見える3〜6ヶ月後、そして加齢変化が乗ってくる5年後の視点も合わせて判断したい施術です。腫れの経過の詳細は脂肪吸引のダウンタイム経過に整理しています。

「顔の脂肪吸引で後悔した」と言われやすい典型パターン

ブログやSNSで「顔 脂肪吸引 失敗」「顔 脂肪吸引 後悔」「脂肪吸引 5年後 顔」といったキーワードで検索すると、出てくる事例には一定のパターンがあります。原因別に整理してみました。

失敗のパターン主な原因気づく時期修正の難易度
こけ顔・老け顔化頬・メーラーの過剰吸引術後3〜6ヶ月高(ヒアルロン酸・脂肪移植)
左右非対称吸引量のばらつき術後1〜3ヶ月中(追加吸引・補充)
取り残し吸引量不足、慎重すぎる手技術後3〜6ヶ月低(追加吸引で対応)
皮膚たるみ40代以降の弾力低下+脂肪減術後3〜12ヶ月高(ハイフ・糸リフト併用)
下顎縁神経の損傷解剖学的な配慮の不足術直後多くは6ヶ月で自然回復、まれに永続
5年後の老化加速20代の予防的吸引、過剰除去術後3〜10年高(脂肪移植で部分補充)

「術後5年で後悔した」と語られる事例の中身

長期で後悔されるパターンは、術直後ではなく3年後・5年後・10年後に表れることが多いのが特徴です。具体的には、こんな流れです。

2019年の系統的レビューでも、顔面脂肪吸引の長期満足度は、「適切な吸引量」を守った症例で高く、「最大限の吸引」を希望した症例では経年的に低下する傾向が指摘されています。

顔の脂肪吸引 vs 他施術|本当に脂肪吸引が最適か

「顔の脂肪が気になる」という主訴であっても、原因によっては脂肪吸引よりも他の施術のほうが向いていることが珍しくありません。原因別に向いている施術を考えてみました。

顔の悩み主な原因向いている施術料金/ダウンタイム
明確な脂肪量過多皮下脂肪顔の脂肪吸引15万円〜/1〜4週
軽度の脂肪・むくみ軽度脂肪+むくみ脂肪溶解注射3万円×3〜5回/3〜7日
たるみが主皮膚弾力の低下ハイフ or 糸リフト5万円〜30万円/1〜7日
骨格性のフェイスライン顎骨後退・エラ張りあごヒアルロン酸エラボトックス3万円〜8万円/1〜7日
むくみが主リンパ滞留・塩分過多生活改善・リンパマッサージ低コスト/なし
40代以降の複合悩み脂肪+たるみ+骨格段階的な併用治療20万円〜80万円/部位による

原因の見極め方|セルフチェック

骨格寄りの悩みについては、フェイスリフト完全ガイドのほうが適切なケースもあります。

顔の脂肪吸引が向く人・向かない人

判断軸向いている方向かない方
年齢25〜45歳(皮膚弾力が保持されている時期)20歳未満/55歳以上(弾力低下が顕著)
体型標準〜やや肥満で、皮下脂肪が明確痩せ型/BMI 18以下
顔の状態明確な脂肪量過多骨格性/たるみ主体/むくみ主体
期待度「フェイスラインのシャープ化」「大幅な小顔」「顔幅の縮小」
ダウンタイム1〜4週間取れる休めない/急いでいる
5年先の視点加齢変化を理解している「今の満足」だけを重視
修正への許容追加治療の可能性を理解「1回で完璧」を期待

医師選びで確認しておきたい5つのこと

顔の脂肪吸引は、他の脂肪吸引部位と比べても解剖学的な複雑さがあり、結果が外見に直結します。医師を選ぶ際の判断軸として、最低限ここは確認しておきたい、というポイントをまとめました。

  1. 顔面脂肪吸引の症例数:500例以上が一つの目安。一般的な脂肪吸引症例数とは別に、「顔の」症例数を確認
  2. 解剖学的な説明の精度:カウンセリングで顎下・頬・メーラー・ジョール・バッカルファットの違いを明確に説明できるか
  3. 「適切な残し量」への配慮:「全部取る」ではなく「適切な量を残す」哲学を持っているか
  4. 5年後の症例提示:術後即時だけでなく、長期経過の症例写真を見せてもらえるか
  5. 修正手術への対応体制:取り残し・左右非対称等の修正に応じる仕組みがあるか

カウンセリングで聞いてみたい質問

「私の顔のどの部位を、どのくらい吸引する予定ですか?」「20代で吸引したら40代でどうなる症例がありますか?」「修正が必要になった場合の追加費用は?」 — これらに具体的に答えられない医師には、いったん持ち帰って検討する姿勢で臨むほうが安心です。美容医療カウンセリングガイドも参考にしてみてください。

よくある質問

Q. 顔の脂肪吸引で本当に小顔になりますか?
A. 顔の幅そのものは変わりません。骨格は手術で変えられないので、変化するのはフェイスラインの輪郭と顎下・頬の凹凸です。横顔のEラインや顎下のラインがすっきりして「小顔に見える」効果はありますが、正面から見て顔幅が縮小するわけではない、というのは事前に知っておきたいポイントです。「会う人全員が驚く劇的変化」は、骨格性の問題が混じっている場合は脂肪吸引単独では難しい、というのが現場でよく聞かれる声です。
Q. 顔の脂肪吸引のダウンタイムはどのくらいですか?
A. 部位によってかなり違います。顎下:1〜3週間頬:2〜4週間メーラー:2〜4週間(目元の腫れが目立つ)ジョール:1〜3週間バッカル:1〜2週間(流動食が5〜7日)といった目安です。マスクで隠せるかも部位次第で、メーラーは目元まで腫れが及ぶため、自宅でしっかり休める期間が必要になります。
Q. 顔の脂肪吸引、5年後はどうなりますか?
A. 適切な吸引量を守った場合、吸引した脂肪は基本的に再蓄積しないため、効果は維持されやすいとされています。一方で過剰に吸引した場合は、加齢に伴う自然な脂肪減少と重なって、頬がやつれた印象として表れることがあります。特に20代でバッカルや頬を吸引したケースでは、30代後半〜40代で老化が加速する事例も報告されているので、若いうちほど慎重に検討したい施術です。
Q. 顔の脂肪吸引で失敗・後悔するパターンを教えてください。
A. 報告として多いのは、①過剰吸引による頬のこけ・老けた印象、②左右非対称、③取り残し、④40代以降の皮膚たるみ、⑤下顎縁神経の損傷による口角の動きの異常、⑥術後5年以降の老化加速の6パターンです。Halk 2019年のレビューでは、合併症の発生は医師の経験・症例数と強く関連すると整理されており、「とにかく多く取りたい」という希望と、症例数の少ない医師に依頼することが、後悔につながる二大要因と考えられます。
Q. 顔の脂肪吸引、何歳から何歳までが適応ですか?
A. 一般的には25〜45歳が適応の中心と言われています。20代前半は脂肪量がまだ成熟しておらず、予防的に取るのはリスクのほうが大きいケースが多いです。50代以降は皮膚弾力の低下があるため、脂肪を取った後にたるみが目立ちやすくなります。ただし個人差はかなり大きく、20代でも明確な脂肪量過多や、50代でも弾力が保たれている方は適応になることもあります。
Q. 大手チェーンと個人専門院、どちらがいいですか?
A. 顔面脂肪吸引は、他の部位以上に医師の技術で結果が左右されやすい施術です。大手チェーンは料金の透明性と施設環境がメリット、ただ担当医師の経験差が大きいのが課題です。個人専門院は院長執刀の安心感と症例の蓄積がメリット、料金がやや高めで指名料がかかるのがデメリットです。最低でも3院でカウンセリングを受けて、医師の説明の質と症例写真の質で判断していくのが、堅実な進め方だと思います。

関連ガイド

脂肪吸引完全ガイド 顎下脂肪吸引 お腹・二の腕の脂肪吸引 脂肪吸引の料金相場 脂肪吸引の失敗例10パターン 脂肪吸引のダウンタイム経過 脂肪溶解注射の効果 顔の脂肪溶解注射 ハイフ完全ガイド 糸リフト完全ガイド フェイスリフト完全ガイド あごヒアルロン酸 ほうれい線ヒアルロン酸 エラボトックス完全ガイド カウンセリングガイド 美容医療の安全性ガイド 支払い方法ガイド

参考文献