エラボトックスの料金相場
【2026年版】クリニック別費用比較

エラボトックスの料金は両側¥4,000〜¥60,000と15倍の幅があります。価格差の主因は使用製剤と注入単位数で、相場の見方を整理した解説です。

¥4,000〜60,0001回あたりの料金幅
年2〜3回メンテナンス頻度
5〜10倍アラガンvs韓国製の価格差
エラボトックスの料金比較イメージ
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ClinicJapan編集部は、皮膚科専門医によるサイト方針監修のもと、PubMed収載論文・公開された医療文献・公式情報を整理して情報を作成・更新しています。本記事は、編集部が日本国内50社以上のクリニックの公開料金・公式情報を整理し、PubMed収載論文と厚生労働省資料を参照のうえ作成しています。編集方針について →

「両側¥4,000」と「¥60,000」が同じ施術名で並ぶカウンセリング。15倍ほどの価格差が生まれており、その背景にあるのは使用製剤と注入単位数の違いとされています。料金相場は両側で韓国製¥4,000〜¥15,000、アラガン純正¥25,000〜¥60,000(2026年)です。「両側¥4,000」の表示は20単位前後のケースが多く、十分な変化には40〜60単位が目安となります。表示価格のみで選ぶ場合、追加注入で総額が上がることが報告されています。

エラボトックスの料金相場は、両側で韓国製¥4,000〜¥15,000、アラガン純正¥25,000〜¥60,000(2026年)とされています。価格差の主因は使用製剤の違い注入単位数の2点です。「両側¥4,000」の表示は20単位前後のケースが多く、十分な変化を得るには40〜60単位が目安となります。表示価格のみで選ぶ場合、追加注入で総額が上がることが報告されています。年間維持費は韓国製で¥10,000〜¥45,000、アラガンで¥50,000〜¥180,000が一般的です。

出典:ClinicJapan編集部調べ(2026年4月)/参考:各クリニック公開価格情報・日本美容外科学会(JSAPS)実態調査
iClinicJapanは厚生労働省の医療広告ガイドラインに沿って記事を作成しています。 詳細はこちら →

未承認医薬品・適応外使用に関する重要な情報開示

本記事で解説する施術には、厚生労働省「医療広告ガイドライン(令和6年3月改訂)」に基づき、以下4項目の情報提供が必要です。

  1. 未承認医薬品であること:日本の美容クリニックで使用される韓国製ボツリヌストキシン製剤(ナボタ®・ボツラックス®・コアトックス®・ニューロノックス®・リジェノックス®・イノトックス®等)は、日本の医薬品医療機器等法(薬機法)上の承認を取得していません。
  2. 入手経路:各クリニックが医師の個人輸入または並行輸入により調達し、自由診療で使用しています。
  3. 国内承認医薬品の有無:国内同一成分の承認品として、Allergan社「ボトックスビスタ®」(A型ボツリヌストキシン製剤)が存在します。ただしボトックスビスタ®の承認適応は「眉間の表情皺(2009年承認)」および「目尻の表情皺(2016年承認)」に限定されており、咬筋・僧帽筋・口角・額・小鼻・顎などの部位への使用はすべて適応外使用(オフラベル使用)となります。
  4. 諸外国における安全性情報:韓国製製剤は韓国食品医薬品安全処(MFDS)の承認を取得しており、韓国・アジア圏で広く使用されています。ただし、日本国内での臨床試験・厳密な流通品質管理・国内副作用報告体制の対象ではないため、重大なリスクが十分明らかになっていない可能性があります。万一重篤な副作用が発生した場合、日本の医薬品副作用被害救済制度の対象外となる点に留意が必要です。

施術を検討される方は、使用製剤の承認状況・適応範囲・補償体制について、事前に医師へ必ず確認してください。

料金の全体像 — なぜ15倍もの差があるのか

「エラボトックス ¥3,500〜」という広告と「エラボトックス ¥55,000」という価格表を見て混乱する方は多いです。同じ施術名なのになぜ15倍もの差が出るのか。答えは主に3つの要因です。

① 製剤の違い。エラボトックスの価格差で最も大きいのがこの要因です。厚生労働省が唯一承認しているアラガン社のボトックスビスタ®は1回¥25,000〜60,000。一方、MFDS(韓国食品医薬品安全処)承認の韓国製製剤(ナボタ、コアトックス、イノトックスなど)は1回¥4,000〜15,000で提供されています。製剤の詳細な比較はエラボトックス完全ガイドで解説しています。

② 単位数の違い。エラボトックスの適正単位数は両側で40〜60単位が一般的ですが、安価なクリニックでは20〜30単位しか注入しないケースがあります。単位数が少ないと効果が弱く持続も短いため、結果的にコストパフォーマンスが悪くなります。エラボトックスの効果と持続期間もご確認ください。

③ クリニックタイプの違い。大手チェーンは大量仕入れで原価を下げ低価格を実現。個人院は院長が直接施術し技術料が加算されます。どちらが「良い」かは目的次第です。

製剤別の料金比較

製剤承認1回あたり料金1単位あたり特徴
ボトックスビスタ®(アラガン)厚労省承認¥25,000〜60,000¥500〜1,200品質安定、唯一の国内承認品
ナボタ(Nabota)MFDS承認¥6,000〜15,000¥150〜300韓国製で最もシェア高い
コアトックス(Coretox)MFDS承認¥5,000〜12,000¥120〜250動物由来タンパク質フリー
イノトックス(Innotox)MFDS承認¥5,000〜12,000¥120〜250液体製剤(希釈不要)
ゼオミン(Xeomin)EU/FDA承認(日本未承認・適応外使用)¥15,000〜35,000¥300〜700純粋型、抗体ができにくい

「ボトックス」は正確にはアラガン社の商品名

一般的に「ボトックス」と呼ばれていますが、正確には「ボツリヌストキシン製剤」が総称で、「ボトックス」はアラガン社の登録商標です。「ボトックス ¥3,500」と書かれていても、実際はナボタやコアトックスを使用しているケースがほとんどです。「ボトックス」と「ボツリヌストキシン」は同じものではありません。カウンセリングで必ず製剤名をご確認ください。

クリニックタイプ別の料金比較

クリニックタイプ韓国製の相場アラガンの相場メリットデメリット
大手美容チェーン¥4,000〜8,000¥25,000〜40,000安価、予約取りやすい、初回割引医師の経験差大、カウンセリング短い
中規模クリニック¥8,000〜15,000¥35,000〜50,000バランス型、指名可能な場合多い立地により差がある
高級個人院取扱なし多い¥45,000〜60,000院長施術、丁寧なカウンセリング高価格、予約が取りにくい

大手チェーンは「まず試してみたい」方に適しています。大量仕入れで製剤コストを下げているため、韓国製であれば¥4,000〜8,000で施術が可能です。ただし施術する医師の経験値にばらつきがある点は理解しておいてください。クリニックの選び方でチェーンクリニックの見分け方を解説しています。

高級個人院は「アラガン純正+ベテラン医師の施術」を求める方に適しています。料金は高いですが、咬筋の状態に合わせた繊細な単位数調整、表情の左右差を考慮した注入設計など、技術料が含まれています。

どちらが正解かは一概に言えません。安全性データが最も豊富なアラガン製(厚労省承認)を基本としつつ、韓国製ジェネリックは日本未承認であることを理解した上で、医師との相談により選択される場合があります。大手チェーンと個人院では料金体系と対応製剤が異なるため、自分が重視する軸(安全性データの豊富さ/予算/通いやすさ)を明確にし、カウンセリングで医師の判断を仰ぐのが現実的な進め方です。

単位数と料金の関係 — 安さの「罠」

単位数(両側)効果持続期間こんな人向け
20〜30単位弱い(変化を感じにくい)2〜3ヶ月とにかく安く試したい
40〜60単位標準(自然な小顔効果)3〜6ヶ月ほとんどの方に推奨
60〜80単位強い(咬筋がかなり大きい方)4〜6ヶ月咬筋の発達が著しい方

「安い」の裏にある単位数の落とし穴

「エラボトックス¥3,500」の広告で20単位しか注入しないクリニックと、「¥12,000」で50単位注入するクリニックでは、1単位あたりの単価は¥175 vs ¥240で大差ないのに、効果は大きく異なります。料金を比較する際は必ず「何単位注入するのか」を確認し、1単位あたりの単価で比較してください。「安い」の正体が「単位数が少ない」なら、効果が弱く持続も短いため結局追加施術が必要になり、トータルでは高くつきます。

適正な単位数は咬筋の大きさによって異なります。咬筋が小さい方は40単位で十分な場合もあれば、歯ぎしりがひどい方は80単位必要な場合もあります。カウンセリングで医師に咬筋の状態を診てもらい、適正な単位数を決めてもらうのが正しいプロセスです。咬筋の評価方法はエラボトックス完全ガイドでご確認ください。

年間維持費シミュレーション

エラボトックスは1回で永久に効くものではありません。効果を維持するには年2〜3回のメンテナンスが必要です。長期的なコストを理解した上で始めたいです。

シナリオ製剤1回の料金年間回数年間コスト3年間コスト
最安パターン韓国製(大手チェーン)¥5,0003回¥15,000¥45,000
標準パターン韓国製(中規模院)¥12,0002.5回¥30,000¥90,000
アラガン標準アラガン(中規模院)¥40,0002回¥80,000¥240,000
アラガン高級アラガン(個人院)¥55,0002回¥110,000¥330,000

3年以上継続するとコストが下がる傾向があります。ボトックスを繰り返し注入すると咬筋が徐々に萎縮(筋肉が小さくなる)し、必要な単位数が減る・施術間隔が延びるためです。最初は年3回必要だったのが、3年目には年1〜2回で維持できるようになるケースも少なくありません。

長期的な費用計画は美容整形の費用相場で他の施術との比較も含めてご確認ください。支払い方法の選択肢は支払い方法ガイドもご活用いただけます。

隠れコストに注意 — 表示価格に含まれないもの

追加料金の種類相場発生頻度
初診料¥1,000〜3,000初回のみ(無料のクリニックも多い)
再診料¥500〜1,0002回目以降(無料も多い)
指名料¥3,000〜10,000医師を指名する場合
麻酔代¥0〜3,000エラは通常麻酔不要、希望する場合のみ
追加単位¥200〜1,200/単位標準セットの単位数では足りない場合

「総額いくらかかるか」は、カウンセリング時に必ず書面でご確認ください。「追加料金は一切ありません」と言い切れるクリニックが安心です。「カウンセリング無料」でも施術後に「追加の単位が必要でした」と言われて上乗せされるケースも報告されています。事前準備の進め方はカウンセリングガイドで解説しています。

初回限定価格の賢い使い方

多くのクリニックが「初回限定」「モニター価格」として通常の50〜80%オフの価格を提示しています。これ自体は体験してもらうためのマーケティング施策であり、問題ありません。ただし注意点があります。

① 2回目以降の料金を必ず確認します。初回¥3,500→通常¥15,000のように3〜4倍に跳ね上がるケースは珍しくありません。2回目以降の料金で年間維持費を計算してから始めてください。

② 初回限定=単位数が少ない場合があります。「初回は20単位、2回目以降は40単位推奨」のようなパターンもあります。20単位では効果を実感しにくく、「やっぱり効かなかった」という誤った判断につながります。

③ 複数院の初回価格を渡り歩く「クリニック巡り」は非推奨。毎回違う医師に打ってもらうと、前回の施術結果を踏まえた調整ができず、左右差や効きムラのリスクが高まります。2〜3回は同じ医師に診てもらうのが効果を最大化するコツです。

エラボトックス vs 他の小顔治療 — コストパフォーマンス比較

施術1回の料金持続期間年間維持費ダウンタイム
エラボトックス¥4,000〜60,0003〜6ヶ月¥10,000〜180,000ほぼなし
ハイフ(顎下)¥30,000〜150,0003〜6ヶ月¥60,000〜300,000ほぼなし
顔の脂肪吸引¥150,000〜500,000半永久¥0(1回で完了)1〜3ヶ月
糸リフト¥200,000〜600,0006ヶ月〜1.5年¥200,000〜600,0002〜7日

エラボトックスは小顔治療の中で圧倒的にコストパフォーマンスが良い施術です。ダウンタイムがほぼなく、年間¥10,000〜で維持できる小顔治療は他にありません。ただし、効果は「咬筋を小さくする」ことに限定されるため、脂肪が原因の丸顔や骨格の問題には効果がありません。

エラが張る原因が咬筋なのか脂肪なのか骨格なのかによって適切な施術は異なります。顎下脂肪吸引ガイド|顔の脂肪吸引ハイフ完全ガイドも含めて、自分に最適な施術を検討してください。糸リフト完全ガイドはたるみが主な悩みの場合に検討する施術です。

エラボトックスを安く受ける5つの方法

① 韓国製製剤を選択肢に入れる。コスト削減策の一つ。ナボタ・コアトックスはMFDS(韓国)承認を取得していますが日本では未承認です。効果に関する臨床データは海外で報告されていますが、日本国内での臨床試験は実施されていません。承認状況と費用のバランスを医師と相談のうえ判断することが現実的な進め方です。

② 大手チェーンの初回価格を活用しましょう。初回限定で¥3,500〜5,000で受けられるクリニックは多数。ただし2回目以降の料金も確認した上で

③ モニター制度を利用しましょう。症例写真の提供を条件に30〜50%オフで施術を受けられる制度です。顔写真の使用範囲(院内のみ・SNS・広告)は事前にご確認ください。

④ 長期的に通い続けることを意識しましょう。3年以上メンテナンスを続けると咬筋が萎縮し、施術間隔が延びて年間コストが下がります。短期的な最安値より長期的なトータルコストで判断するのが賢い選択。

⑤ ポイント・回数券を利用しましょう。大手チェーンにはポイント制度や回数券があり、まとめ買いで10〜20%の割引を受けられる場合があります。ポイント還元の仕組みは支払い方法ガイドで解説しています。

料金面で注意すべきパターン

「ボトックス¥3,500」と書いてあっても、アラガンの価格を聞くと教えてくれません。→ 安い韓国製で集客し、カウンセリングでアラガンへの変更を勧めるアップセル(追加販売)の手法の可能性があります。製剤ごとの料金表は事前にご確認ください。

「何単位注入するか」を事前に教えてくれません。→ 施術後に「追加が必要でした」と上乗せされるリスク。カウンセリング時に総単位数と総額を書面で確認。

「今日決めれば半額」のように、その日のうちに決断を迫る。→ 冷静に比較検討する時間を奪う手法です。断り方はカウンセリングガイドで解説しています。良いクリニックは検討する時間をくれます。

「1回で永久に効きます」と説明します。→ ボトックスの効果は永久ではありません。繰り返しの注射を前提とした説明をしない医師は信頼できません。正確な情報はエラボトックスの効果と持続期間でご確認ください。

料金表がWebに公開されていません。→ 透明性に欠けます。料金を公開しているクリニックを優先して選んでください。透明性のチェックポイントはクリニックの選び方で解説しています。

料金に隠れる「指名料」問題

エラボトックスの表示価格に医師指名料が含まれていないクリニックは多いです。指名なしだと当日割り当ての医師(経験浅めの医師になることも)になりますが、指名すると¥10,000〜¥30,000の追加費用が発生します。公開された体験談では「人気医師を指名したら最終的に倍額になった」という声もありました。

チェーン系クリニックほど指名料が高い傾向があります。大手では人気医師が1人しかおらず、希望者が集中するためです。指名料のないクリニックを選ぶか、指名料込みの総額で比較するのが現実的な判断です。また、症例数豊富な医師を名指しで指名したい場合、平日午前の予約が取りやすい時間帯。週末は指名不可のケースもあります。

3回目以降の料金戦略 — リピート割の実態

エラボトックスは効果が3〜6ヶ月で切れるため、継続施術が前提になります。多くのクリニックでリピート割を設定していますが、3回目以降も割引が続くクリニックは少ないです。2回目まで30%オフでも、3回目以降は正規料金に戻るパターンが一般的です。長期的な通院を考えるなら、最初から会員制・定期プランを明確にしているクリニックを選ぶ方が、累計コストは下がる傾向があります。

クリニックの価格帯の見分け方

エラボトックスの料金は大きく3層に分かれます。①激安層(韓国製ジェネリック使用、¥4,000〜¥10,000)、②標準層(韓国製正規品または混合、¥15,000〜¥30,000)、③高級層(アラガン純正、¥35,000〜¥80,000)。価格差は主に使用する薬剤の違いによるものです。どの層が「正解」という話ではなく、自分の予算とリスク許容度で選べば良いでしょう。

よくある質問(FAQ)

Q. エラボトックスの相場はいくらですか?
韓国製で¥4,000〜15,000、アラガン純正で¥25,000〜60,000です。使用する製剤で5〜10倍の価格差が出ます。
Q. 安いエラボトックスは危険ですか?
適正な単位数・適正な製剤であれば過度に恐れる必要はありません。安さの理由が「韓国製だから」なのか「単位数が少ないから」なのかをご確認ください。未承認製剤のリスクを十分理解した上で、医師と相談して選択する必要があります。
Q. アラガンと韓国製、どちらが良いですか?
アラガンは厚労省唯一の承認で安全性データが豊富です。韓国製はMFDS承認を取得していますが日本では未承認で、副作用被害救済制度の対象外となります。承認状況・費用・医師の判断を総合して、医師との相談のもとで選択することが現実的な進め方です。
Q. 年間の維持費はいくらですか?
韓国製で年¥10,000〜45,000、アラガンで年¥50,000〜180,000です。3年以上続けると咬筋の萎縮が進んで施術間隔が延び、コストは下がっていきます。
Q. 初回割引は使うべきですか?
使うこと自体は問題ありません。ただし2回目以降の正規料金を必ずご確認ください。初回¥3,500→2回目¥15,000のようなケースは珍しくありません。
クリニックによってこれほど料金が違うのはなぜですか?
主な理由は使用する薬剤の違いです。アラガン純正(ボトックスビスタ®)は1単位¥500〜¥1,200、韓国製ジェネリックは1単位¥120〜¥300。40単位使用するなら¥4,000〜¥60,000の差が生まれます。また初診料・指名料・麻酔代の有無も総額に影響します。
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本記事は、当サイトの編集方針に基づいて制作されています。当サイトの編集方針は皮膚科専門医の監修を受けています(個別記事の直接監修ではありません)。
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